「公立小学校は授業料タダだから、お金かからないよね?」
長男が入学するまで、正直そう思ってました。甘かった。入学前から出費が始まって、毎月引き落とされるお金を見るたびに「これ本当に公立…?」って目が点になる感じ、ありますよね。
今回は、公立小学校でかかるリアルな費用を、入学準備から毎月の諸費用、そして意外と高い修学旅行費まで、ひとつひとつ整理してみます。
入学準備だけで10万円オーバー!?内訳を見てみると…
入学前に一気にかかるのが、いわゆる「ランドセル商戦」と学用品の準備費用です。
主な内訳はざっとこんな感じ。
- ランドセル:約6万円(2024年、日本鞄協会調べ)
- 体操服(上下セット):約5,000〜1万円、洗い替えも揃えると1.5〜2万円
- 上履き・赤白帽子・防災頭巾など:約5,000〜8,000円
- 手提げ袋・体操着袋・上履き袋:約3,000〜5,000円
- 文房具一式(筆箱・鉛筆・下敷き・色鉛筆など):約5,000円
- 学校指定の鍵盤ハーモニカ・絵の具セットなど:約1〜2万円
ランドセルだけで6万、さらに体操服や学用品をフルで揃えると、入学準備だけで10万円前後かかります。学習机まで新調するなら、さらに+6万円ほど。
長男の入学前、「ランドセル買えば終わりでしょ」と思っていたら、入学説明会から帰ってきた配布物のリストを見てひっくり返りそうになりました。鍵盤ハーモニカって4,000〜6,000円くらいするんですよ、知ってましたか…?
毎月引き落とされる「諸費用」の実態
公立小学校に入学すると、毎月いくつかの費用が口座から引き落とされます。文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」によると、公立小学校の年間の学校教育費(学用品費・通学用品費・修学旅行費・PTA会費などすべて含む)は約81,753円、給食費が約38,405円となっています。合計で年間約12万円。月換算だと毎月1万円程度が自動的に飛んでいく計算です。
主な内訳のイメージはこんな感じです。
給食費:月3,500〜4,500円程度(年間約4〜5万円)。物価高騰の影響で10年前より13%ほど値上がりしています。自治体によっては給食費の無償化が始まっているところも。
学級費・生徒会費:月数百〜1,000円程度。教室の備品代や行事費用に充てられます。
PTA会費:学校によって差はありますが、月500〜1,000円程度が多い印象。地域によっては任意加入になりつつありますが、まだ自動徴収のところも多いです。
教材費・学用品の補充費:ドリルや絵の具の補充など、年に何度か「〇〇を購入してください」という案内が来ます。これが地味に積み重なる。
我が家の場合、給食費+諸費用で月1万円ちょっと引き落とされます。「授業料タダ」は確かにそうなんですが、その他の出費がじわじわ家計を削ってくる感じです。
意外と大きい!修学旅行費の現実
小学校生活の中で、ひときわ大きな出費になるのが修学旅行。多くの学校では5〜6年生で実施されます。
金額は行き先や学校によってかなり差がありますが、2〜4万円程度がひとつの目安。3泊4日で遠方に行く学校では5万円を超えるケースもあります。
これが学校教育費の一部として計上されているので、「年間8万円」の数字の中に含まれているとはいえ、該当学年の年だけ出費がドカンと増える感覚があります。長女が小学生の頃、修学旅行の年に急に引き落とし額が上がってきて「あ、そうか修学旅行か」と思ったのを覚えています。
積立方式で毎月少しずつ徴収してくれる学校もあれば、直前にまとめて払う学校も。入学前に確認しておくと心の準備ができます。
「学校外」を入れると、さらに費用は膨らむ
ここまで話してきたのは、あくまで「学校でかかるお金」の話。
文部科学省の調査では、学習塾・習い事などの学校外活動費が年間約21万円(公立小学校)という数字も出ています。これを含めると、公立小学校でも年間約34〜35万円がかかる計算です。
習い事をどこまでやるか、塾に通わせるかどうかで大きく変わりますが、「学校さえ公立なら教育費は安い」というのは、少し楽観的すぎるかもしれません。
まとめ
公立小学校でかかる費用のポイントをざっくりまとめると、入学準備で約10万円、その後は月1万円程度の諸費用が続き、修学旅行の年はさらに2〜5万円の追加出費が発生します。6年間の学校教育費・給食費の合計だけで約120万円になる計算です。
「義務教育だから無料」というイメージは、授業料と教科書代の話だけ。実際には思った以上のお金が動いています。我が家もまだまだ次男が控えているので、先を見越して少しずつ備えておくしかないな、というのが正直なところです。まずは入学前に学校説明会の資料をしっかり確認して、初年度の出費を把握しておくことが第一歩だと思います。


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